日影沢〜城山 その2

13時と一寸遅いが城山から北東尾根へ向かう事にした。(後で泣きを見ることになる)
しばらく林道を行くと沢沿いに直接城山へ上がる道がありここに入った所で後ろから声をかけられた“まだこんな所に居るんですか”今朝バス停で会った人だった。
少し立ち話し“城山の南尾根斜面にシュンランの群生地があり見頃!”“林道を進むとスミレが見られます”などなど・・・
コース変更し林道経由で城山へ、日当たりの良い南斜面にはスミレが現れたが殆どがタチツボスミレ、まだ時期が早いか他のスミレは姿を見せない。
山頂直下で上から来た若い女性に出会い“ここはどこですか”と聞かれる。日本語がタドタドしく小さな英語版地図を持っていた。どうやら陣馬山から藤野へ行きたいとの事、方向が全く違う。
陣馬山まで3時間以上掛かるので城山から相模湖に降りなさいと話したが、陣馬山へ行きたいと言うことで小仏峠への分岐点まで案内して別れた。因みにお国を聞いて見たらタイの人だった。高尾山付近にも英語版の指導標が必要になったようだ。
城山着14時、城山小屋のおばさんにシュンランの咲いている場所を聞いてみたら・・・教えられないと返って来た。盗掘防止!
小休止後北東尾根へ、案内板等はないが杉の植林帯の中に踏み跡がしっかりしている。日影沢入り口まで約1時間の下り。
20分ほど下った付近で右膝が痛みだし嫌な予感(>_<)、下るほどに痛みがきつくなる。2mほどの木の枝を杖代わりに痛みを我慢しての下山、1.5時間掛かってようやく日影バス停着16時。駅の階段を降りる事が出来なかった。今までに膝の痛みを経験したことが無いのでショック!!

17日、近くの整骨院で検査した結果、膝には異常なし、膝右側の腱の腫れと診断された。しばらく通院すれば治まるでしょうとの事、あまり大事にならなくて良かったが・・・これからの山歩きにどう影響するか一寸心配!!

  


(左)北東尾根上部          (右)北東尾根下部