八王子城山(八王子城跡)

旅行作家・伊佐さんのお誘いで八王子城山へ、高尾山周辺は大混雑だろうとの事で此方を選んだが大正解、人の少ない静かな山歩きが出来た。
高尾駅からバス乗車、ほんの僅かで霊園前下車、城山川沿いの道を進むと30分程で管理棟のある八王子城跡入り口に到着した。
小さな橋を渡ると古道と言われる御主殿跡(平時の殿様住まい)へ繋がる道となる。杉の葉が敷き詰められ綺麗に整備された気持ちの良い道だ。
やがて城山川に架けられた曳橋と言われる大きな橋が姿を表わす。虎口と言われる石垣で囲まれたコの字型の道を進むと御主殿跡に到着、発掘した後を綺麗に整地した何もない大きな広場。
広場の奥から僅かな踏み跡を辿り登りとなる。散歩くらいの軽い気分で出掛けて来たが・・・どうしてどうして岩角と木の根っこに掴まりながらの40分ほどのキツイ登りにフーフーハーハー(>_<)(>_<)どうも通常コースではなさそうだ。
登り切った所が八王子神社前、左手の高いところが二の丸跡で都心方面が展望出来る。ベンチも有り休憩には丁度良い。かみさんの作ってくれたタケノコ弁当と豚汁で昼食大休止とした。
昼食後裏手の本丸跡へ、小さい平地なので大きな建物は無かったようだ。帰りは通常コースを下山、管理棟の前に戻った。
伊佐さんは元々歴史の先生、八王子城・北条氏のことなど詳しい解説を聞きながらのゴールデンウィークの一日が終わった。
次回は南高尾の梅木平から峯の薬師を歩こうと約して高尾駅で別れた。

大きな楓の木が多く紅葉の時期は見応え有りそう・・・秋に又来て見たい。

古道入り口

曳橋(いざ戦と言う時には落とされる) 

虎門(コノ字型通路で敵の侵入を防ぐ作り) 

御主殿跡(殿様の平時の住まいで戦さの時は本丸に上がる)

八王子神社

本丸跡