奥武蔵グリーンライン

園芸研究家MYさんの車に同乗してkisasa希望の奥武蔵グリーンラインを走る。
奥武蔵グリーンラインは幾つかの奥武蔵林道を整備して昭和40年代に観光道路として完成したがその範囲がなかなか分かり難い。それでも現在は・・・鎌北湖〜顔振峠〜刈場坂峠〜大野峠〜白石峠〜定峰峠の間をグリーンラインと称する様だ。
このグリーンラインの無かった頃は刈場坂峠〜大野峠〜丸山の間を奥武蔵高原コースと呼ばれ展望の良い快適な尾根道で良い山域だった。
鎌北湖から狭い1.5車線道を顔振峠へ、奥武蔵では人気の峠だがここは素通り、関八州見晴台を経て一路刈場坂峠へ(標高818m)ここで北側の展望が開け晴れていれば上信越の山々が望見出来るのだが生憎のくもり空、峠に有った茶店も無くなり更地となっていた。
北へ僅かに進むと大野峠、ここでグリーンラインとはお別れして林道を県民の森へ、駐車場に車を置き僅かな登りで丸山山頂(標高960m)、展望台に上がると目の前に大きく秩父の盟主“武甲山”(石灰岩採掘のお蔭で昔の面影は無く哀れな姿)
山頂にてMYさん手作りのお汁粉をご馳走になる。)^o^(
帰路は・・・秩父市内から夕暮れの荒川源流沿いを雁坂トンネルへ、塩山経由で中央道を走り帰京。
初めてのグリーンラインだったが行き交う車も無く、観光道路としては殆ど使われず自然破壊だけが残ってしまった事を実感した一日だった。

鎌北湖
刈場坂峠
丸山
武甲山