OB会

隔年実施のS光機OB会の知らせを受け早速「出席}の返事を出した。
S光機はカメラとレンズのメーカーだったが残念ながら現存しない。
kisasaは1950年から15年お世話になったが、当時は戦後5年ほど経った時期で、日本のカメラ産業も勃興期の時代だった。
のんびりとした時代で、仕事も覚えたが遊びも覚えた。写真、山歩き、野球、そして囲碁、マージャンなどなど、会社に行くのが楽しい時代だった。


スプリングカメラ二眼レフカメラの全盛時で35mmカメラは殆ど生産されていない。
当時の大手メーカーと言うと・・・ニコンコニカミノルタなど、キャノン、アサヒペンタックスはまだ無名の時代だった。
その後日本のカメラ産業は発展、ドイツを抑えて世界一となるのだが・・・60年経った現在、会社とカメラブランドがそのまま存続しているのはニコン、キャノン、オリンパス位になってしまった。時の流れをつくづくと感じる。
若い頃の昔の仲間に会えるのは嬉しいものだ。


1950年当時S光機で生産されていた二眼レフカメラ、ネームプレート裏面には最終調整者のイニシャルが刻んでありkisasaの名前も刻んである。